このようなお悩み、ありませんか?
- 肌が乾燥しやすく、朝のスキンケアのうるおいがすぐになくなる。
- 小じわやハリの低下が気になり、エイジングケアが必要と感じる。
- 化粧品の浸透が悪くなった気がする。
- 季節の変わり目に肌が敏感になり、赤みやかゆみが出やすい。
このような悩みの原因の一つが、「ラメラ構造の乱れ」にあるかもしれません。
ラメラ構造とは?
ラメラ構造とは、肌の角質層内部で水分と油分がミルフィーユ状に交互に重なり、整然と並んだ状態のことを指します。これは、外部の刺激から肌を守りながら、水分の蒸散を防ぐ重要な役割を果たしています。

しかし、加齢や紫外線、摩擦、誤ったスキンケアなどが原因でラメラ構造が乱れると、肌のバリア機能が低下し、乾燥やシワ、ハリの低下などの年齢肌トラブルを引き起こします。

肌の状態がきれいなミルフィーユ状なら、紫外線などの外的刺激を跳ね返し、お肌を守ってくれますが、もし、このように水分や油分が欠けてスカスカの状態になり始めたら、
お肌は、水分が蒸散してしまい、カサカサの乾燥肌になったり、そこからハリがなくなり、凹んだところには小じわなども現れてきます。
だから、ラメラ構造を健やかな状態に保つことは、お肌のお手入れにおいてとても重要です。
肌の角質層に含まれる細胞間脂質の約50%はセラミドで構成されています。
このセラミドが不足すると、肌の水分が蒸散しやすくなり、乾燥肌や年齢肌の原因になります。
したがって、潤いのあるみずみずしい肌を目指すには、水分の蒸散を防ぐため、セラミドを十分に補うケアを行いましょう!
セラミドには、いくつか種類がある!
【化粧品でよく見るセラミドの種類・・・※化粧品原料として登録してあるもの】
セラミドの主な種類と特徴:
セラミド名 | 化粧品原料名 | 主な特徴 |
---|---|---|
セラミドEOP | セラミド1 | 水分保持機能が高く、バリア機能形成に特化 |
セラミドNS/NG | セラミド2 | 水分保持力が最も高い |
セラミドNP | セラミド3 | 水分保持によるふっくら肌 |
セラミドEOH | セラミド4 | バリア層の構築と維持 |
セラミドAS/AG | セラミド5 | 水分保持+ターンオーバー促進・ふっくら肌 |
セラミドAP | セラミド6 | 水分保持+ターンオーバー促進・ふっくら肌 |
セラミドAP(Ⅱ) | セラミド6Ⅱ | セラミド3と同様、ターンオーバー促進・ふっくら肌 |
セラミドEOS | セラミド9 | 未解明の部分が多い |
スキンケア商品を選ぶ際には、配合されているセラミドの種類にも注目して選んでみるのもいいですね。
ラメ構造のスキンケア化粧品によるお肌のお手入れ
人の肌は水分と油分のミルフィーユ状のような層になって水分の蒸散を守っているので、
ラメラ構造のスキンケア化粧品は、そのミルフィーユ状の層になった分子の状態でお肌に直接届けられるので、お肌に馴染みやすく、
しかも、スピーディーにラメラ構造が整っていくため、お肌のバリア機能を早く回復させていくことが期待できるのです。


画像引用元:楽天市場「プラスキレイ Wセラミドセット」より
ラメラ構造を意識したスキンケアを取り入れることで、年齢肌の悩みをやわらげ、みずみずしいハリのある肌へ近づけます。
ラメラ構造を守るためのスキンケアポイント
✅ クレンジングは優しく、こすらない
✅ 化粧水や美容液はラメラ構造をサポートする成分を選ぶ
✅ 紫外線対策を徹底する(UVケアを怠らない)
✅ ナイトケアでしっかり保湿し、寝ている間の肌ダメージを防ぐ
ラメラ構造を整え、肌本来の美しさを引き出すスキンケアアイテムを取り入れることで、ハリと潤いのある理想的な肌に近づけます。